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タイトルの「ああ、昔はよかった」ですが、これは昔を懐かしんで感慨に耽っているわけではありません。もっとアグレッシブに「ああそうさ!昔の銃はよかったんだよ!ホントお前ら分かってねえよ!コンチクショウ!」という感じに受け取ってください。
無駄な掴みは置いといて本題に入りましょう。
第一回は「LUGER P−08」です。
「LUGER P−08」は、モデルガン黎明期から現在のガスガンまで、古くから数多くの製品がリリースされている息の長い銃です。
実銃も第一次大戦から存在しており、コレクターズ・アイテムと化している世界一有名な銃です。いえ、でした。
でもあんまりたくさん作られましたので、最近では新作が発表されていません。
マルイのエアーコッキングも絶版となり、田中のマグナルガーも店頭在庫を残すのみです。
こういった古い時代の銃は趣味性が高く、実用性を語ってもしょうがありません。所有することに喜びを感じるかどうかが重要なのです。その点でマルイ・ルガーは私の物欲を刺激しませんでした。
マグナ・ルガーも一度は購入したのですが何かが違いました。
そんなモヤモヤした気持ちで日々過ごしていたのですが、ついに私の物欲をピンポイントに刺激するブツに出会えました。それがタナカ・ルガー(旧)です。
いまさらなぜタナカ・ルガー(旧)なのか?それは仕上げが奇麗だからです。4インチはグレー、6インチはブルーフィニッシュですが、どちらも金属感と重厚感がたまりません。しかもリコイルもマグナモデルよりダイレクトで小気味よいのです。二段引きではないブローバックの第一世代の製品ですのでパワーはありませんが弾は真っすぐ飛びます。ゲームで使っても射程は短かく不利ですが、なんとか使えるレベルまでチューンナップすればいいのです。それでもだめなら敵に届く所まで近づけばいいのです。
つまり私は「ゲームで使える事を前提とした、自分に合った銃を持つ」のではなく「気に入った銃を使いたいがために、その銃の性能に自分を合わせる」事に重点を置いているのです。
昔発売していたガスガンやエアガンは「仕上げに拘る」「マイナーメーカーの機種を作る」「今までに無いギミックを組み込む」など、今の目から見れば「ムダ」な部分満載なのですが、この「ムダ」こそがユーザーを引き付ける魅力のひとつだったのではないでしょうか。
今は高性能・高生産性が重視され、これら「ムダ」は入る余地が少なくなってしまいました。新機種がリリースされても以前ほどワクワクするような高揚感を感じなくなったのは、こういったことに起因しているのかも知れません。
遊びとは元来「わくわくすること」であると思います。私はわくわくするために今日もまた古い銃を買ってはレストアしています。
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